≪ジルコン≫ジルコニアとは違う、瞬くような輝きが魅力の天然石

美しい輝きを持つジルコン

「ジルコン」という名前を聞いた時、「ジルコニアのこと?」と思いませんでしたか? 間違いやすいですが、「ジルコン」と「ジルコニア」は別の物です。

「ジルコン」は長い年月をかけて自然が生み出した、歴史のある天然石です。

ダイヤモンドにも引けを取らない強い輝きを持ちながら、あまり知られていません。今回は、まだ認知度が低いジルコンの魅力を紹介します。

ジルコンとジルコニアは別物

私自身初めて「ジルコン」という名前を聞いた時、「ジルコニアのことかな?」と思いました。名前がよく似ているので混合されがちですが、まったく違う物なのです。

ジュエリーで使われる「ジルコニア」の正式名称は「キュービックジルコニア」。ダイヤモンドの代用品として広く知られています。この「キュービックジルコニア」が普及するまで、ダイヤモンドの代替え品として注目されていたのが無色の「ジルコン」です。

この2つには根本的な違いがあります。「ジルコン」は自然が生み出した天然の宝石で、「キュービックジルコニア」は人工的に作られた物です。

  • ジルコン:天然石
  • キュービックジルコニア:人工石

宝石としての価値や魅力はまったく異なりますが、名前が似ているため混同されてしまいます。珠凛ジュエリーでは、少しでも異なる物であるとわかるように、「ブルージルコン」を商業名である「スターライトジルコン」と記しています。

ジルコンの特徴

ジルコン最大の魅力は、ダイヤモンドにも匹敵する輝きです。

宝石の輝きに大きく影響する「屈折率」は約1.925~1.984と非常に高く、さらに光を虹色に分ける「分散」という性質もあるため、虹色の輝きを楽しめます。

また、「複屈折」という特徴も持つ宝石です。宝石の中を通る光が2つに分かれて進む現象で、ルーペで上から見るとエッジが二重に見えることがあります。この特徴により、ジルコンならではの奥行きのある美しい輝きが生まれます。

ジルコンはカラーバリエーションが豊富です。ブラウンでの産出が多く、市場に流通している「ブルージルコン」「カラーレスジルコン」のほとんどが加熱処理によって色を引き出しています。

名前ジルコン [Zircon]
鉱物種ジルコン [風信子石(ひやすいんすせき)]
主な産地ミャンマー、スリランカ、タンザニア他
屈折率1.925~1.984
モース硬度6~7.5
比重4.70
劈開なし
仲間多くの色がある。

ジルコンのジュエリーとしての魅力

ジルコンのモース硬度は6〜7.5で、ダイヤモンドやサファイアほど硬い宝石ではありません。

他の物と接触する機会が多いリングよりも、ピアス/イヤリングやペンダントの方がお勧めです。

ダイヤモンドに匹敵する星が瞬くような輝きを、ジュエリーで存分に楽しんでください。

誕生石・石言葉

✦誕生石✦
12月の誕生石

✦石言葉✦
・成功
・行動力
・冷静な判断(ブルージルコン) など

※参考資料:『価値がわかる宝石図鑑』諏訪恭一著

珠凛ジュエリーの作品はこちら

Instagramでも新作や制作風景をご紹介しています。ぜひフォローをお願い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です